退院して2週間ほど経過した。退院時に処方してもらった鎮痛薬は、ベースのオキシコドン10mgを3カプセル(30mg)を8時と20時に飲むことにして、エトドラク200mg1錠とその他の副作用や便秘の対応薬を食後にまとめて飲む、と決めている。その鎮痛効果も薄れてきたのか、2~3時間前になると左足あたりから腰へとじわじわ痛みだしてきた。屯服としてオキノーム5mg2包を飲むものの、良くて現状維持で鎮痛効果は期待できない。朝夕とも7時までに食事をすますことにしているから、それまで寝転んでじっと耐え、食後のエトドラクが効きだしたのか痛みの進行は止まり、オキシコドンを飲む時間をひたすら待って飲み寝転んで耐えていると、9時くらいには楽になり10時くらいで痛みはなくなり動ける、というパターンでやりすごしていた。
ある朝、7時前になって朝食をと起き上がりたいのだが鈍い痛みで起き上がる動作が辛くてもぞもぞしていると、急激に左足の痛みがひどくなり耐えられなくなった。「薬持ってきて!」と妻に叫び食後に飲むエトドラク類の薬を口に放り込んだ。このあとなぜか口の渇きも異常で「お茶を持ってきて!」とペットボトルで大量に流し込んだ。痛みの進行が止まったようなので8時を心待ちしてオキシコドンを飲み耐えていると、いつも通り10時ころには起き上がって動けるようになり朝食を食べた。この時の痛みは過去経験がなく「安楽死の薬はないのか!」と心底思ったほどである。あれば飲んでいたかも知れないな。
またこんなことが起きたらたまらんと、鎮痛薬の処方をお願いしたくかかりつけ診療所に行った。しかし先生もどんな薬を処方してよいのかの戸惑いがあるように感じられたので、とりあえずオキシコドン1カプセルの追加を処方してもらった。一般の診療所では癌性疼痛の鎮痛はあまり経験がないのだろうから無理なのかもしれない。
ということで数日於いて、退院してきた病院で再度処方を相談したく受診した。オキシコドンを1回40mgから60mgに増やし、エトドラク200mgも1回1錠から2錠に増やす。オキシコドンのカプセルは40mgタイプもあるので、10mgタイプ2カプセルを足せば口に放り込む数も減らせる。こんな処方でしばらく様子を見ることになった。採血もして貧血の進行度も検査してもらったが、数値は低下しているもののまだ輸血するほどではないということ。言われるまでもなく自分自身でそう感じていたから納得。
今後も急な出来事が増えてくるのは予想できる。今のところ1週間先まではなんとか過ごせるとの感触があるが2週間ごとの通院では不安なので、今後は1週間ごとの通院を希望しておいた。採血は2週間ごとにお願いしてみるつもりだ。