2016年10月21日金曜日

薬の仕分け

いつのまにか、といっても治療から緩和へと方向転換した4月頃からだが、飲む薬の種類や量が徐々に増えきた。薬嫌いの私としては、なるべく増えないようにと多少抵抗していたものだが、その抵抗心も徐々に飲むことに慣らされてきて「副作用を懸念して辛抱するより、その場その時のQOLを優先して先のことなど考えなくてもいいや」と開き直れるようになった。

現在、処方されて飲んでいる薬の種類は
1段目左から
・オキシコドン徐放カプセル40mg
・ネキシウムカプセル20mg
・オランザピンOD錠2.5mg「ファイザー」
2段目左から
・オキシコドン徐放カプセル10mg
・デカドロン錠0.5mg
・アミティーザカプセル24μg
3段目左から
・エトドラク錠200mg「トーワ」
・タリオンOD錠10mg
・マグミット錠330mg
4段目は必要な時にだけ飲む屯服薬で、オキノーム散5mgは急な痛みのレスキューに、新レシカルボン坐薬とピコスルファートナトリウム内用液0.75%は、便秘が1週間ほど続くと服用する。

常時飲む種類は9種類だが、朝昼晩、一度に飲む数、などの違いがあるからややこしい。そこであらかじめ1週間分を1日分、朝夕に分別して仕分けしている。

朝食後の服用
・オキシコドン徐放カプセル40mg(2カプセル)
・オキシコドン徐放カプセル10mg(2カプセル)
・エトドラク錠200mg「トーワ」(2錠)
・アミティーザカプセル24μg(1カプセル)
・ネキシウムカプセル20mg(1カプセル)
・マグミット錠330mg(2錠)
・デカドロン錠0.5mg(1錠)
・タリオンOD錠10mg(1錠)
8種類12錠・カプセル

夕食後の服用
・オキシコドン徐放カプセル40mg(2カプセル)
・アミティーザカプセル24μg(1カプセル)
・オキシコドン徐放カプセル10mg(2カプセル)
・タリオンOD錠10mg(1錠)
・オランザピンOD錠2.5mg「ファイザー」(1錠)
・エトドラク錠200mg「トーワ」(2錠)
・マグミット錠330mg(2錠)
7種類11錠・カプセル
昼食後に飲む薬はマグミット2錠があるが、これは便秘の状況に応じて自己判断だから飲み忘れても支障がないので気が楽だ。種類はたくさんでも、必要なのはベース薬のオキシコドンとエトドラクだけで、その他は副作用対策のために飲まなければならない薬だ。

痛み止めの効力が薄れてくると、オキシコドンやエトドラクの量が増えてきて、副作用も強くなる。とりわけ便秘には悩まされていて、1週間を目処に新レシカルボン坐薬とピコスルファートナトリウム内用液0.75%(1回15滴)をうまくつかって何とか排便を済ませている。薬の飲み方は入院中に看護師さんの説明や扱いを見聞きしてコツらしきものを覚えた。朝食後、夕食後と書かれていても、オキシコドンは12時間間隔を守ろうと「8時、20時頃に飲む」と決めてさらにお茶パック用の袋に分別してある。

これだけ丁寧に扱っているのだが、オキシコドンの増量で意識もうろう状態で飲むときなどは、朝飲む分を夕食後を取り出して飲んだり、その逆だったりする間違いをして、飲んだ後気が付き慌てたりすること数回あったりした。取り出す前に声だし確認をしたりしたりして、今は防げている。

2016年10月13日木曜日

輸血

今の私の場合、前立腺がんは緩和治療で日々を過ごしているのだが、骨の転移のほかは臓器などへ転移は見受けられないようで、「臓器は丈夫ですね」と診断されている。骨の痛みも相当悪化していると思われるが、疼痛薬の処方が合っていて抑えられているのだから、ありがたいものだ。

便秘やかゆみや足のむくみの症状があるが、薬による副作用によるものだからしかたがない。臓器へ転移して癌細胞が増殖したのなら命を圧迫するのだが、骨での増殖は差し迫って命を脅かすことはないようだ。しかし外堀を埋められて本丸へ届く症状は起きているもので、背骨の悪化で血液の生産量が低下し貧血へと進行しているのは間違いない。

血液検査のヘモグロビン値(血色素量)は、転院前の病院で退院時に2パック(400ml)を輸血した後だったので13.6だった。転院後の入院中は少々の目まいやふらつきはあるものの、しんどさはなかったので輸血はせずに退院できた。自宅療養を始めて4週目くらい(前回の輸血から5週目くらい)にめまいや立ちくらみがひどくなったので、通院で2パック輸血をしてもらった。この時のヘモグロビンは4.9まで下がっていた。その後は毎週の通院でヘモグロビンを監視していて、6.9に上昇の後、6.2→ 5.9と3週目で6を下回ったから再度2パックの輸血を済ませたところだ。

今後、血液の生産量が回復する見込は全くないのだから、輸血しても持続力は落ちてくる。何度も輸血を繰り替ええるものではない。「入院を希望されるならいつでもOKですよ」と促されたので「もう1週間自宅で考えます。入院は退屈だし」と答えて帰ってきた。

ここ2週続けて痛み止めベース薬、オキシコドンを1日120ml→ 160ml→ 200mlへと増やしてもらった。朝夕の飲む時間が近づくと痛み出すようになり、レスキュー薬である屯服のオキノームを2包づつ2回から3回は飲むようになったことを伝えると、オキノームよりオキシコドンの量を増やしたほうが安全だからとのことで増量となった。その副作用なのか、思考力の持続や低下を実感する。1日中頭がすっきりしないし、物忘れがひどくなったように思う。痴ほうの始まりとはこんなものだろうかと感じながら、このブログを書いている。