2016年4月29日金曜日

イクスタンジも止めました

最後の治療薬だったイクスタンジだが、「もうやめましょう」との主治医の言葉に「そうですね。バカ高くて効いてないのだから無駄ですね」と答えてあっさりと中止となった。

次なるは鎮痛剤に方向転換となる。

実は、前の主治医で処方して頂いた鎮痛薬のロキソニンが良く効いて、屯服として痛みが出た時に適時服用していたのだが、前回の診察を終えてから効きが悪くなり、痛みが消えなくなった。これはたまらんと1週間後に痛み止めの薬だけ処方してもった。

主治医の先生も、4月から担当されたばかりで過去のデータをパソコンで調べ、問診で状況を聞き、次なる鎮痛薬を処方してくださった。

「ロキソニンは副作用の軽い一般的な鎮痛薬ですが、これからはモルヒネの癌鎮痛薬も併用します」ということで数種類の薬を処方されたのだが、飲む順番や副作用回避の薬もあり、早口に説明されてあわれてメモを取ろうとすると、「次の患者さんが待っておられるので時間をかけられないから看護師さんが後ほど説明します」と言われて診察室を出た。

処方されたのは、
ベース薬として・・・オキシコンチン錠5mg(モルヒネ系)を朝夕食後Ⅰ錠を2回
レスキュー薬(屯服)として・・・①ロキソニン錠60mg+ムスコタ錠100mg(胃の荒れ止め)、②オキノーム散2.5mg(モルヒネ系、30分ごとに追加可)

その他、オキシコンチンの副作用に便秘や吐き気があるので、ノバミン錠5mg(酔い止め薬)、マグミット錠330mg(便秘薬)も処方された。

効果はてきめんだった。まず食後にオキシコンチンを飲む。痛みが治まらないのでオキノームを飲んでしまったのだが痛みは治まらない。順番を間違えたことに気づいてロキソニンを飲むと痛みは消えた。今は12時間くらい効いているから1日2錠で済んでいるが、効きが悪くなるとロキソニンを1日3回に増やし、さらに痛みが取れなければオキノームを飲み足すという手順だ。

再び痛みの回避はできるようになったが、治療からホスピスへと方向転換しつつあると思うと、終末もそう遠くないと自覚する今日この頃である。


2016年4月18日月曜日

主治医が変わった

3月末の診察で退室際に、「次回はここに座っている先生が変わっていると思っていてください」と言われた。遠回しな言い方だったので、次回は休診のため代診の先生が担当されるのか、外来担当でなくなるのかがあやふやに思ったのだが、診察室を出て看護師さんが、「先生はああいう言い方をされましたが、病院を変わられます」とのこと。

最初からずっと同じ先生で、相性は悪くないと安心して頼っていたでけに残念な気もあり、一方で主治医が変わって治療方針が変わるかな?という興味もあった。そんな興味を持ちながら診察室に入ったのだが、温厚な顔の先生だったので緊張感が解けた。

いろいろ質問された。パソコンにこれまでのデータは入っているが、言葉のやり取りでどんな患者かを知りたいという先生の姿勢が見て取れた。前の先生とは違うタイプだ。

「骨シンチの検査は最近していないのですか?」「最初の1回だけです」。骨シンチの検査は、年1回はしなくてもいいのかなとずっと思っていたが、前の先生はその気はなさそうだったので2度も必要ないのかなと思っていた。「では再度検査をしましょう」ということで翌日検査を受けてきた。

「癌の進行は止められないけれど、大切なのはQOLであって、骨の進行を放置すれば大変なことになります。QOLの妨げになる個所にはエックス線治療も必要です。

また、「ホルモン注射はしてないのですか?」「最初にしましたが、数値が上昇して薬が変わった時点で止めました」「なにか続けられない理由があるのですか?」「別にないです。副作用もなかったし。前の先生が効かなくなったからと言って中止になりました」「癌細胞の中にはまだホルモン治療に効く細胞がいるかもしれない。少しの可能性でもやってみる価値はあります。やれることはなんでもやりましょう」と言うことで、次回からホルモン注射が増えることとなりました。

これまで診察室で検査結果を聞いて終わりで5分程度だったから、今回の診察は新鮮だった。20分近く会話していたように思う。う~ん、やはり今度の先生のほうがお医者さんらしいな、と次回が楽しみになった。



2016年4月9日土曜日

免許証の更新

自動車運転免許証の更新を済ませた。ゴールド免許での更新は3回連続だ。車を運転していったので、念のために痛み止めを飲んでから出かけた。

前回の更新から視力の低下を感じていて、でも長いこと両目とも1.5だったせいでメガネはどうしてもかけたくない。そんな懸念をもちながらも前回はあっけなくパス。老眼だから、遠くが見えれば”メガネをかけなさい”とは言われないのだと思った。

今回は癌治療中でもあり疲れた時などは新聞の文字もかすんで読めないくらい老眼も進んでいるから、”メガネが必要”と突き返されるかと懸念していたが、左右両目とも迷うことなくすべて丸の切れ目が判別でき、あっけなくパスした。

もう一つ懸念していたのが、現在の病気について質問されて、前立腺がんの治療中であり治療薬を飲み続けていることが更新の妨げにならないか、ということ。しかしそんな質問などなかったが、「質問票」なるものがあり提出させられた。「はい」「いいえ」のどちらかにチェックを入れるだけのものだが、恐る恐る読み進めてチェックをいれると、すべて「いいえ」となった。医師から運転をやめるよう指示されたり、運転するにあたっての服用の注意をうけているか、との質問で考え込んだが、そんな注意をうけたことは一度もないし、運転中でも日々の生活でも危険を感じる自覚症状に遭遇したこともないので、これも「いいえ」にチェックを入れた。

実はこの「質問票」は法律で定められたもので、虚偽の記載や報告をした者は「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」に罰せられるのだと講習の中で知った。近年、薬や病気による重大な事故が問題となって、この法律が定められたらしい。

改めて質問内容を思い返してみて、どれも虚偽の記載などしていないぞ、と思いながらも一抹の不安を感じるのだが、どのみち運転を控えるようにしているし、運転出来ないような状態に進んでいくのだから、免許証を手にした今、どうでもいいや、と気にしないことにしている。